山形の蔵物語
かつて山形県は紅花の特産地であり京都や江戸に出荷され金と同じ価値があったと言われています。紅花により山形の商人は富を得て、土蔵を作りました。豪華な土蔵建築技術は京都などから職人から技術が伝承され山形市は特に豪華な土蔵が多く建てられました。空襲のなかった山形には数多くの土蔵が現存しています。山形市内だけでも1000以上の土蔵が残っていると言われています。
土蔵改修技術
当社の土蔵改修技術は経験と実績と現代のビル改修技術の応用にあります。土蔵は木と土とワラと漆喰による建築物であり、工法や詳細の技術の文献・資料が極端に少ないのです。左官技術・技能の伝承がすべてです。当社は約200件近い改修を経験し、技術の蓄積があります。
東日本大震災で被災した土蔵を施主と一緒に復元しました
東日本大震災で崩落した土蔵の鉢巻蛇腹を下地からすべて手作りで仕上げた例です。
大河原町の土蔵がよみがえりました。施主の思いが左官職人を動かした素晴らしい工事でした
土蔵改修のビフォーアフターです
川西町の土蔵の改修前の写真
外壁・腰壁など崩落寸前の壁を特殊繊維を使用してまた、特殊アンカーを使用して改修した
改修後の写真 約3ヵ月の工期です
外壁の漆喰と腰壁の御影砕石の洗い出し仕上げ
改修後の写真
外壁や窓戸前はすべて漆喰仕上げ